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【新潟】家の売却でやってはいけないこと。失敗しない売却の流れを紹介①

  家を売却する際には、やってはいけないことがあります。

家をやみくもに売却しても反響を得ることができず、運よく売却できても納得のいかない金額で成立してしまうリスクがあります。そのため、売主としてやってはいけないことと、やるべきことを事前に知っておく必要があります。

今回から2回にわたり「売却活動の開始前」と「売却活動の開始後」、それぞれの工程においてやってはいけないことを紹介します。

◇売却活動の開始前にやってはいけないこと

 売却活動の開始前とは、査定依頼や不動産会社の選定、売り出し価格の設定などが該当します。ここでは「売却活動の開始前」に売主がやってはいけない5つのことを解説します。

・売却前のリフォーム

・不動産会社を適当に決める

・売却プランを立てずに販売する

・要望を伝えない

・相場を調べずに不動産会社へ査定依頼する

〈売却前のリフォーム〉

 家はリフォームすることで資産価値が上がりますが、リフォームしたからといってリフォームの費用代を回収できるとは限りません。

たとえば、リフォームで200万円を使ってもこの200万円をそのまま売却価格に乗せてしまうと、相場価格より高くなってしまいます。中古物件を購入する人は安く購入したいと考えています。相場より高い中古物件であれば、購入者のニーズから外れてしまうおそれがあります。

また、中古物件の購入を検討する買主は、リフォーム前提で購入する人も多いです。つまり、「どうせリフォームするのであれば自分でデザインを選定したい」と考えるのが一般的です。

このように、リフォームしたことで買いやすい家になるわけではなく、逆にリフォーム費用を加算することで相場より高い物件となってしまい、反響が減る要因となってしまうでしょう。

このような理由から、売却前のリフォームはおすすめできません。

〈不動産会社を適当に決める〉

 家の売却が成功するかどうかは、販売を依頼する不動産会社によって決まります。

そのため、不動産会社を適当に決めてしまうと販売が長期化し、満足のいく売却とはならないでしょう。不動産会社を選定するポイントとして、以下の3つを確認してください。

・査定価格の説明が明確

・売却プランが具体的

・担当者が熱心で信頼できる

また、信頼できる不動産会社だと思って依頼をしても、うまく売却計画が進まない場合は不動産会社を途中で切り替えることも重要です。不動産会社を切り替えるタイミングは売却を依頼する媒介契約を結んでから一般的には3カ月です。

〈売却プランを立てずに販売する〉

 不動産会社に任せっきりにしても、家の売却はある程度進められます。しかし、納得のいく内容で成約するためには、売却プランが必要です。

買主は1円でも安く、できれば早く住みたいと考えています。一方、売主は早く売却したいものの1円でも高く売却したいと考えるため、お互い納得のいくポイントで交渉を成立させる必要があります。

そのためにも、売却価格の最低ラインやいつまでに売却完了させるべきかを事前に協議し、売却プランを立てたうえで販売することが重要です。

売却プランを決めていないと、「もっと高く買ってくれる買主が現れるかもしれない」などとなかなか決断ができなくなり、販売が長期化するおそれがあります。

〈要望を伝えない〉

 不動産会社にはできる限り売主としての要望を伝えるべきです。しかし、なかには足元を見られ、不動産会社の利益を優先した売却活動になることをおそれて、要望を隠す人がいます。

たとえば、本当は一日でも早く売って現金化したいのに、このことを伝えてしまうと不動産会社は単に売却価格を下げて販売をするだけで、何の工夫もしない販売活動をしてしまうかもしない、と心配になります。

このような事態をおそれて、本当の要望を隠しながら売却を進めてしまう方もいます。しかし、売却活動をしてくれる不動産会社は敵ではありません。要望をすべて伝えることで信頼関係を築けますし、素人では分からないような解決方法を提供してくれるかもしれません。

そのため、販売を依頼する不動産会社の担当者は信頼のできる人を選んでください。担当者と信頼関係を築き、味方にすることで失敗する確率はぐんと下がります。

〈相場を調べずに不動産会社へ査定依頼する〉

 必ず必要というわけではありませんが、家を売却するためには、まず自分で相場を調べましょう。

相場を調べる際には、REINS Market InformationやSUUMOの売却相場ページがおすすめです。成約事例や公開物件から相場を調べることができ、不動産会社の提示する査定価格の正確さを判断できます。

たとえば、相場より安い査定価格を提示されれば、「相場はこのくらいだと思いますが、なぜ相場よりも安いのですか」と質問することができます。何の意見も言わない売主だと、中にはいい加減な提案をする担当者もいるため、注意してください。

以上、長くなってしまいましたが売却活動の開始前にやってはいけないことをご紹介いたしました! 新潟で不動産の売却などお考えでしたら、是非たなべ不動産株式会社へご相談ください!

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