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【新潟】日本の住宅寿命は短い?住宅の耐用年数について②

前回に引き続き今回も日本の住宅寿命についてです。

今回はメンテナンスやリフォームについてご説明させていただきます。

◇住宅の寿命を伸ばすには?メンテナンスやリフォームも検討しよう!

 どのような住宅であれ、せっかく手にするのならば一年でも長く暮らしたいですよね。

そのために必要なのはもちろん、大事に扱うこととしっかりと面倒を見てあげること、つまりメンテナンスやリフォームをしっかりと行いましょう、ということです。

木造住宅でも鉄骨造住宅でもコンクリート住宅でも、メンテナンスを怠ると寿命は一気に短くなってしまいますので、気をつけましょう。

とは言ってもやみくもにメンテナンス・リフォームするわけにはいきません。

具体的にはどのような部分に手を加えていくのか、それを確認するために大事なことは点検です。

例えばどんな素材だとしても、北海道と沖縄ではその劣化具合は異なります。

同じ新潟市内でも日当たりがよく常に日差しにさらされている建物もあれば、そうでない家もありますよね。

当然、環境によって劣化具合は全て異なりますし、同じ家でも北と南で条件は変わります。

ですから杓子定規に10年経ったから外壁の塗替えをしよう!と考えるのではなく、定期点検をした上で専門家からアドバイスをもらった上で効果的なメンテナンスやリフォームをしていくことがおすすめです。

建物の点検は容易なものではないので、専門知識をもった業者に依頼したいですね。

専門家への相談はするとしても、具体的に何年でどの部分をメンテナンスするのか知っておきたいもの。

築年数による目安について解説してゆきます。

大体、築10年~15年、築15年~築20年、築20年~30年が区切りになります。

まず築10年~15年経ったとき、チェックが必要なのは屋根、バルコニー、外壁です。

屋根やバルコニーは雨水を受け止めるところ、素材によっては8年程度で点検を入れたい部分です。

瓦屋根やシングル葺きの場合、塗装でのメンテナンス期間はもう少し長く見ても大丈夫ですが、劣化はそこまでしてなくても、風により飛翔物が当たりズレたり割れたりすることがあります。

こちらも同じ時期に点検するのがいいでしょう。

外壁も素材によりますが、10年ごとくらいにメンテナンスできるといいですね。

住宅の寿命には直接の影響はないかもしれませんが、給湯器も同時期にメンテナンスが必要となります。

築15年~20年経ったら、水回りの配管を確認しておきましょう。

給水管、排水管から水が漏れてないか、ちゃんと排水は流れていっているか、キッチンや洗面台などの設備は問題なく使えているかなど。

水にまつわるトラブルが長期的に発生していると、湿度により腐食やシロアリの原因になりかねません。

それが無いことを確認する、無くても劣化していれば交換を検討するのは住宅寿命を伸ばすのに大きな効果があります。

最後に築20年~30年経ったら、基礎や床下などの点検をするようにしましょう。

新築されてからそれくらいの年月が経てば台風や強めの地震に当然のように見舞われ、クラックが入ることもあります。

その場合、いくら耐震性がある建物だったとしても、それが低下しているかもしれません。

基礎や床下の状況などをよく確認し、状況を把握しておくといいでしょう。

以上のように目安を解説しましたが、この点検チェックのスパンは短ければ短いほど良いと考えられます。

20年経たないと水回りの配管を点検しても無駄なのではなく、トラブルが無いことを確認し、また、その劣化具合をしっかりと見ることが重要です。

持ち家を検討されている方は上記のようなメンテナンスについても視野に入れ、どのようなライフスタイルが自分に合っているのか考えてみてください!

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