前回に続き、今回は家を買うときに予算オーバーしてしまう原因について紹介いたします。
人生で一番大きな買い物といわれているマイホーム、なるべく支出は抑えたいところですよね。
前回の家を安くするポイントとあわせ、参考にしてみてください。
◇予算オーバーの原因とは
ある調査によると住宅購入をした約4割が予算をオーバーしているというデータもあります。
予算オーバーの原因としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか。原因を知ることで対策を立てることができます。
1.高額な状況に鈍感になる
住宅の購入は高額の取引になるため金銭感覚が麻痺してしまい、鈍感になる場合があります。
ファイナンシャルプランナーなどのプロに相談すれば、対策はできるかもしれません。しかし、8割の人が住宅購入における予算の算出を自分だけで情報収集しているという報告もあるほどです。
確かに、自宅の予算くらいは自分だけでも算出できそうなものですが、そう簡単ではありません。面倒でも一度プロに相談してみましょう。
2.予算の見立てが甘かった
住宅購入は多くの人が一生に一度の大きな買い物です。あれもこれもと言っているうちに、費用が上がっていくケースは少なくありません。
また、建築してからも家具の購入などで出費がかさみます。予算をオーバーしないためには予算を明確に決めておき、必要な条件を洗い出すことが大切です。
3.勉強不足
住宅の購入は、金利や建物の構造、立地に関してなどたくさんの知識が必要になります。曖昧な知識のまま進めていくと予算をオーバーする可能性は高まります。
住宅購入にかかる費用を事前に把握しておき、何にいくら必要なのかを理解しておきましょう。不動産会社に任せるだけではなく、自らも勉強しておくことで予算内に収まり、満足度の高い住宅購入ができます。
◇希望通りの住宅を買うためにすること
誰しも希望通りの住宅を購入したいと思います。
しかし予算には上限があり、予算の範囲内で条件の取捨選択を行わないと想定外の出費をすることになります。ここでは限られた予算で希望に沿った住宅を購入するためのポイントを紹介します。
1.予算に余裕を持たせる
住宅購入では、予算に余裕を持たせることが重要です。
設備や間取りを検討していると、多くの方が理想の家に近づけようとし、結果的に予算をオーバーしてしまいます。余裕のある予算を設定し、予算がオーバーしてしまうことはあらかじめ想定しておくとよいでしょう。
2.優先順位を明確にする
家を購入する際に、さまざまな条件を取捨選択する必要があります。
条件に優先順位をつけておけば、迷いや予算オーバーを回避できるかもしれません。
条件には立地や間取り、日当たり、設備などがあり、必要な条件とそうでない条件に順位をつけておきましょう。住宅購入では理想通りの住宅にすることは難しく、ある程度妥協をする必要があることを頭に入れておくことが大切です。
3.早めにプロの意見を聞く
希望に沿った住宅を購入するためには、早めに専門家である不動産会社の意見を聞くことをおすすめします。
住宅購入は予算、立地、間取りなど検討材料が多いです。準備するのに早すぎるということはありません。また上述したように多くの方が勉強不足で失敗したと感じています。
早めに不動産会社に問い合わせることで、不安や悩みも取り除くことができるでしょう。
新潟でお家の購入をご検討されている方はぜひたなべ不動産株式会社にご相談ください!